2010年に出会ってからかれこれ8年以上、僕が師と仰いできた橋本久仁彦さんが
ここ中野方で私塾を開いてくださることになりました。
ぜひともご参加ください^^
こういう言い方は好きではありませんが、人生が反転するほどの時間になると思います。
以下、橋本さんのご案内です。
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このたび、表記私塾を開校する運びとなりましたのでご案内させていただきます。
陶芸家の伊藤智康さんという方が岐阜県瑞浪市に住んでおられます。
彼とは、同じく恵那市の山村、中野方(なかのほう)地区に住む僕の人生の道友、
長江賢太郎氏を通じて知り合いました。
生まれた土地から出たことのない土着の、繊細でていねいな物腰の方です。
その生き方、心のたたずまいと精神の品格を僕は尊敬しています。
岐阜と大阪は離れていますが、彼が焼いた陶器を縁坐舞台の結界に使わせて頂いたり、
彼が書かれた詩や童話を拝読したりしています。
お目にかかったのは数回に過ぎないのですが、僕にとっては、例えばもし戦国時代なら、
ともに戦うのは、死地へ向かうのは、このような人となら本当に気持ちよく向かえるなあ、
と思わせていただける人です。
人生の最期をともに過ごす友人たちの中に彼がいると、澄んだ空気の中で逝けるように思います。
彼はしばらく体調を崩されて入院しておられましたが、お見舞いに伺ったおりに
以下のようなお申し出をいただきました。
「橋本久仁彦から『聞くということ』について学びたい。
自分は、橋本が学んできたカウンセリングや援助技法について全く知らない。
だから、橋本が言う『聞くということ』と、カウンセリングやセラピーにおける
『聞くということ』との差異についても明確に理解したい。
その上で、橋本久仁彦の人生の仕事である『聞くということ』を、本当に、心の底から分かりたい。
どうか教えていただけないだろうか。自分は、それを楽しみにして生きて往きます」。
僕は、出会って以来どこまでも誠実に接してくださる人間としての彼の姿に、
いつもお辞儀をしていますので、このたびのお申し出に、ぜひ応えたいと思いました。
長江賢太郎氏は、恵那市中野方の山裾に建つ古民家を終の地に定めて活動しています。
彼もまた、大地と人への信義に生きる男であり、僕は心から信頼しています。
今回の僕の動きは、彼と共に、この人生を通じて行なっていく雄大な仕事の始まりでもあります。
彼もまた、伊東さんと思いを一にして、講坐に参加したいとおっしゃってくださいましたので、
この美しく懐かしい山里、中野方集落の谷を見渡せる僕の大好きな場所に、私塾を立ち上げることにいたしました。
「私塾・中野方聞道~聞くという道を辿る」と名乗らせていただき、中野方の美しい桜花咲く4月に開校し、
田植えの季節から稲刈りの季節までをともにご一緒して、春から夏、そして秋へと、
日本の山里の風景の移り変わりを愛で、祝杯をあげつつ皆様とご一緒いたします。
この仕事は、以下のような設定によって始まります。
名称:「私塾・中野方聞道~聞くという道を辿る」。
副題:「カウンセリングから未二観へ、グループから円坐へ、自己表現から縁坐舞台へ、その風景の変遷を辿る」
校舎: 岐阜県恵那市中野方第七地区・農家民宿「暮らしの宿 時ノ詩」
講義内容:①カウンセリングや援助技法の主要概念を体験的に理解すること
②未二観・円坐・影舞(縁坐舞台)の体験と自分自身の言葉の創造
いくつかの概念を比較対照し、講義の指標とします。
<カウンセリング・援助技法> <未二観・円坐・影舞(縁坐舞台)>
自己一致 他力への一致
自己実現(自我確立) 自己放下(自我崩落)
積極的傾聴(自分が相手を聴く) 消極的傾聴(他者・周囲が「この私」を聞き辿る)
⇒私が世界を経験する ⇒世界が私を経験する
面接契約 空間(舞台)建築
ケース記録(問題解決) 音と動き(時空間)による作品(祝祭)
自分の無意識に気づく(意識化) 自分が無意識であることに気付く(あきらめ)
講師:橋本久仁彦(私塾中野方聞道塾長・高野山大学スピリチュアルケアコース講師)
日程:第一回 4月7日日曜日⇒満員御礼 第二回 5月6日月曜日(祝) 第三回 7月8日月曜日
第四回 9月16日月曜日(祝) 第五回 10月7日月曜日
授業時間:それぞれ9時~17時まで。
受講料:一回につき1万8千円。
*各回とも、ひとつのまとまりとして講義を行いますので、単発参加を受け付けます。
*いずれの回も、前日まで、会場となっている長江賢太郎氏の農家民宿『暮らしの宿 時ノ詩』で、僕が守人を務めさせていただく
ワークショップを開催しています。連続で参加される方は、参加費を割引させていただきますので、お問合せくださいませ。
<お申込み・お問合せ>
アドレス:megumi_natural@yahoo.co.jp ( 暮らしの宿 時ノ詩 長江 )
以下の内容をメールにてお送りください。
1. タイトル(中野方聞道~聞くという道を辿る) 2.参加ご希望の日程 3.氏名 4.年齢
5.住所 6.携帯電話番号 7.会場までの交通手段 7.その他